
リベリアでは戦争・殺戮・強姦・子どもたちまで銃を手にして、残酷な独裁者で混乱した国だった。
しかし、女たちは立ち上がった。ただプラカードを手に静かに座っているだけだった。それが何千人も集まってきた、女たちばかりが、もう疲れたこれ以上は何もできない・・・と。そしてとうとう・・・
2006年には、アメリカで教育を受けたエレン・ジョンソン・サーリーフが始めての女性大統領に選出され、リベリアの大統領に就任し、過去の暴力との「根本的な決別」を誓った。リベリアの現状は控えめに言っても、完全なものからは程遠い。そして尚、貧困と生活物資の欠乏が蔓延している。しかし銃を持った狂人たちに全面的に立ち向かったあの女性たちは、もし自分たちの目的と価値を、どんな大きさの脅しによっても放棄しないならば、何が成し遂げられるかを示したのである。
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