
もず昇平さんは わたしの母校で戦中歌謡にみられる平和を願う母の気持ちをさまざまな解説で講義なさっておられるそうだ。
「もずが枯れ木で」サトウハチロー、も満州の凍てついた大地で三八銃で人を撃たねばならない兄さの頬の涙が凍っているだろう。庶民が軍馬にも劣るとされる兵隊として遠い異国の地で苦しんでいる、留守を守る母の辛さも又それ以上に辛いだろう・・・。戦争を経た もずさんならではの、エスプリとペーソスにあふれた戦中歌謡の慈愛にあふれる解説に、庶民の悲しさとたくましさを思わされた。そして、今フクシマでは同様に・・・・・あいも変わらぬ国家の独善に・・・上のものは何一つ責任わとろうとせず、逃げてばかり、下のわたしたちにそして未来の子供たちに自分たちの尻拭いをさせて平気でおれる、その無神経に、昔と同様の傲慢さと鈍感さを感じてしまう。 現代の棄民政策、しかし、今はもう昔と違うのだという事をわたしたちはしっかり態度で表明するしかない。でないとまたもや、戦争へとひきずりこまれてしまう、それこそ日本はスッカラカンで沈没するしかなくなってしまうだろう。こんな非道い為政者はあってはならない。 今こそ、ほんもののの民主主義を!!!
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